注目のU・Iターン情報

Vol. 8 「ネクタイ」を「タオル」に替えて ~ 地域おこし協力隊へ

これは一体何・・・?この人達は何をしているの・・・?と言う訳で今回は、故郷の十日町市浦田地区にUターンした主人公を追いかけて、これから春本番を迎える「大厳寺高原(だいごんじこうげん)キャンプ場」まで行って来ました。

プロフィール

 

竹内 密浩(たけうち みつひろ)さん
1962年生まれ。この春、生まれ故郷の十日町市浦田地区にUターンしました。今のお仕事は「地域おこし協力隊」の隊員です。高田高校から千葉大学へ進学、卒業後は業界を代表する大手広告代理店に今年の春まで勤務。それまでの日常とは全く懸け離れた今の生活に飛び込んだきっかけ ― 「ネクタイ」を「タオル」に替え、故郷で頑張る理由とは・・・

U・Iターンをしたきっかけ

コンシェルジュ新潟市を朝9時に出て、やっと今着きました。途中の山道は、つい4,5日前に除雪し通れるようになったみたいですね。ちょうどお昼時にお邪魔して申し訳ありません。午後のお仕事に差し支え無いよう、さっそくお話をお聞きしたいと思います。最初に、Uターンされた理由をお聞かせいただけますか?

竹内さん高校入学からずっと故郷の浦田を離れて暮らしてきました。結婚し、二人の娘にも恵まれ千葉に家も構えました。会社の仕事にもやりがいを感じていました。しかし此処10年くらい、いつかはかつての自分を支援してくれた故郷に立ち戻って、いろいろと恩返しをしたいという思いが日ごとに強くなって来ました。東京でも「地方創生」の掛け声はいつも耳にしていましたが、では実際の話、どこの誰が地方に赴いてそれを実行するのか?と考え、自分が行くべき、行って恩返しするべき、という結論に達しました。

コンシェルジュいままでの東京での生活を全て180度転換する決心をされたということですよね。ご家族は納得されましたか?

竹内さん家族とは充分に話し合いをしました。幸い、娘二人も独立する年齢になっていたこと、退職金で家のローンを完済できること、自分の年齢から逆算すると、故郷で存分に活動するには、今しかタイミングがないこと、そして今も此処、浦田地区で誇りを持って農業に励んでいる両親のため、一緒に頑張ってやがては農業を継ぎたいこと等々・・・。自分の思いを伝え、理解して貰いました。

住まい探しや現在のお仕事など

コンシェルジュとりあえず単身でUターンされたと伺いましたが、お住まいとかはどうされていますか?ご実家に戻られたのでしょうか?

竹内さん当地の地区協議会が管理する宿泊施設の一部屋を借りて住んでいます。かつては都会の子供たちに「山村留学」を体験してもらうための施設でしたが、ロケーションを生かした宿泊客の誘致が期待されています。幸い実家にも近いので、両親の様子を見に行くのも容易です。このキャンプ場を下ったところです。住所を教えますから行ってみてください。

インタビュー後、お住まいまで行って来ましたが、教えていただいた近道は雪でまだ通行止め。結局30分以上かけて迂回し、写真を撮って来ました。 - コンシェルジュ後日談

コンシェルジュ「地域おこし協力隊」としての普段のお仕事と生活の様子はどんな感じですか?

竹内さん地区の要望を実現するために協議会では様々な事業を展開していますが、その事務局を担っています。また週末には各種のイベント対応や、今日のような作業もあります。とにかくこの地区に外部の人達に来て貰いたい、この地区の事をもっと知って貰いたいという強い思いで仕事をしています。また若い人達が、この土地で充分暮らしていける物事のサイクルを、いろいろな面で作っていきたいとも考えています。

U・Iターン希望者へメッセージ

コンシェルジュせっかくのお昼休みに、現場までお邪魔して申し訳有りませんでした。最後にこれからU・Iターンを考えている方、また「地域おこし協力隊」への参加を考えている方へのアドバイスがあれば、お聞かせください。

竹内さんどうしたら地域に溶け込み、その場所で有意義な生活が送れるか、それはいかに自分から地域の人達に声掛けし、自分のしていること、自分が目指していることを理解してもらうかだと思います。よく移住しては来たけど、周りから見ると何をしているのか解からないって、遠巻きに言われるケースがあります。それではせっかくの志が空回りしてしまいます。不器用でも一生懸命に地域に溶け込もうと、自分から発信する努力が大切だと思っています。

コンシェルジュ有り難うございました。作業に戻られる前に、もうひとつだけお聞きしたいのですが・・・この雪山になぜシートを掛けているのか、教えてください。

竹内さん8月に此処、「大厳寺高原」で行われる地元のイベント「真夏の雪まつり」で使うステージを作るための雪を保存しているのです。楽しいイベントが盛りだくさんですので、皆様のお越しをぜひお待ちしております。
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