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Vol. 16 起業で夢(Virtual)を現実(Reality)に

プロフィール

藤田献児さん(28歳)新潟市出身。東京の大学を卒業後、広告代理店に勤務。友人を介して知り合った新潟市出身の女性と一昨年に結婚。今年、新潟市での起業を決意してUターン。
株式会社リプロネクストを設立。

新潟移住を考えたきっかけ

何となく、いつかは新潟へ帰ろうと以前から考えていました。一昨年の11月に結婚をしたタイミングで本気でUターンを考え始めました。妻も「いつかは帰ろう」と考えていたので、直ぐに賛同をしてくれました。夫婦二人きりの今のうちなら、Uターンもし易いという事情も、背中を押してくれました。

移住への不安、そして起業への決断

「移住」が徐々に現実味を帯びてくるにしたがい、「新潟で仕事が見つかるのか」という不安が心の中に沸いて来ました。以前から新潟出身の友人達と話をすると、「新潟にUターンしたいけど、仕事が見つかるかどうかが心配で、帰る決断ができない。」という言葉が必ず出ていました。一方、東京でのキャリアを活かして、お客様の会社や店舗の売り上げや集客力のアップに貢献できる仕事を起業したいという夢もあり、同じUターンするにしても「就職」か「起業」か、本当に悩みました。「就職」に絞り込んで、いろいろな企業情報を集めた時期も有りました。しかし最後には、起業して2,3年頑張って、もし成功しなくてもまだ自分の年齢なら、再就職も出来るだろうと考え、決断しました。

起業 そして潟チャレ

2017年2月に「株式会社リプロネクスト」を立ち上げました。「VR(バーチャルリアリティ)」「Googleストリートビュー(インドアビュー)」「広告事業(動画製作、WEB広告、印刷物など)」の3つをサービスの柱とし、万代島ビルの11階にオフィスを設けました。

LIPRO NEXT

「新潟は保守的だよ。」と何人もの人に聞かされていたので、新しいものを紹介していくことに不安もありました。たしかに歴史ある企業も多く、既存の企業同士の関係の中に飛び込んでいくのはかなり大変なことでした。そんな中、「にいがた産業創造機構」のプログラム「新潟起業チャレンジ(潟チャレ)」のビジネスプランコンテストに応募する機会を得ました。優秀者に助成される500万円の起業資金も魅力ですが、数々のイベントに参加させていただく中で、多くの方々とネットワークを構築できたことが、なにより今の仕事のプラスになりました。仕事でもプライベートでも人間関係の大切さを改めて認識しています。

変化したワークライフバランス

東京では起業資金を貯めるためもあって、かなり会社から遠いところに住んでいましたので、新潟での通勤の容易さをつくづく感じています。あちらでは休日も既存の商業施設などで過ごすのが殆どでしたが、Uターンしてからは自然そのものがすごく身近にあり、その中に身を置くことの素晴らしさを満喫しています。

これからU・Iターンを目指す方へのメッセージ

首都圏と比べると人口も少ないので、仕事や生活に不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、その一方で仕事を通して、自分がこの地域に密接に関われる充実感が有ります。仕事で疲れたとき、自然と触れ合ってリラックスできる場所が新潟には数多くあります。そんな素晴らしい新潟の地で、微力ではありますが、U・Iターンを志す皆様のご参考にしていただけますよう、仕事でもプライベートでも一層努力を重ねたいと考えています。