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Vol.28 不安から始まった移住活動が「子供と過ごせる幸せな移住生活」に

プロフィール

K・Iさん 31歳 神奈川県 横須賀市 出身。

都内の大学を卒業後、某有名時計メーカー グループ会社の販売店にて勤務。

転勤のため新潟に移住し奥様と出会い、結婚。その後、転勤により再び首都圏に戻るが、奥様のご両親のフォローの為、奥様・お子様と共に新潟に移住。現在は燕三条の工具メーカー・株式会社ツノダにて営業として活躍中。

きっかけは新潟出身の妻の実家のサポート

実を言いますと・・・当初、新潟移住の予定は全くなかったんです。転勤で新潟や埼玉、東京などに住んでいましたが、いずれは自分の故郷である横須賀に戻るんだろうなぁと考えていて、妻ともそんな話をしていたんです。ですが、首都圏に転勤して3年経った頃、新潟に居る妻の両親のサポートが必要になり新潟移住の活動を始めました。

新潟には以前も住んでいたので、全く住んだことのない人が抱くような心配はなかったし、新潟のイメージも良かったので移住の不安はありませんでした。

ただ、首都圏から地方都市に転職の際はどうしても年収が下がる傾向があると聞いていたので、家族三人、生活をしていけるかどうかが唯一の不安でした。

視点を変えた途端に開けた転職活動

新卒で入社した前職には全く不満はなく、好きな仕事でした。移住のための転職とはいえ、今度の仕事も愛情を持って勤めたかったので、自分なりに色々と考えた結果、新潟でしか出来ない仕事がしたいと考えて転職活動を始めました。

新潟といえば真っ先に思いついたのは『酒』!そこでコンシェルジュに希望を伝えて仕事を探し始めました。

いろいろな酒造メーカーを紹介してもらいましたが、なかなか条件が合わず応募に至らなかったんです。そんな中、視点を変えてみては?とツノダの求人を紹介してもらったのですが、前職の時計修理で使っていた工具も作っていると知り、繋がるものがあると感じました。また希望していた条件に近い事、燕三条の看板を背負ってものづくりをしているところに「ここだ!」と感じ、応募を決めました。

現在、入社から半年。日々楽しみながら燕三条ブランド・ツノダの商品を売っています。

久々の満員電車に「ああ~・・・これで毎日行ってたんだなあ・・・!」と車通勤の良さを痛感


免許は持っていましたが、たまにレジャーで乗る程度で生活に車というものが無く、ほぼペーパードライバーでした。入社直後は心配だったため1時間半前に家を出て、早く着きすぎてしまい会社近くのコンビニでコーヒーを飲んで時間をつぶしたりしていました。雪が降れば雪掻きや雪道での運転を考えて、いつもより早く家を出ないといけないので大変ですが、今は運転にも慣れ、会社の人たちに教えてもらった「地元道」を使い、通勤時間は30分になりました。車の中では好きな音楽を聴いて、ちょっとした自分の時間として楽しんでいます。
今までは電車通勤で決まった時間に着き、天候にもあまり左右されることはありませんでしたが、久しぶりに東京出張などで満員電車に乗ると「ああ~・・・これで毎日行ってたんだなあ・・・!」と車通勤の良さを改めて痛感します。

新潟は子育てにいい環境


移住してからは通勤や勤務時間が以前より短くなって、子供と接する時間が増えました。前は仕事から帰ると子供は寝ていたり、前職は不定休だったので、休みの日に遊びに連れて行ってあげられなかったんです。今は起きている間に会えますし、休みの日は新潟市内にある大きな公園に遊びに行くんです。新潟には大きな公園やすぐ近くに自然がたくさんあるので、子育てにいい環境だと感じています。

小売からメーカーへ。前職以上に「売る楽しみ」を実感

ツノダは前職と違う業界なので、自分が知らなかったことをたくさん知り、学ぶことが出来て新鮮な毎日です。今までは小売業として作られたものを売る側で、接客の中でお客様からの声を受けても、それをメーカーに伝えるだけで終わっていました。ツノダでは、お客様の声を職人に伝えてダイレクトに製品に反映することが出来て、またそうやって作られたものを自信を持って売ることが出来る。前職以上に「売る楽しみ」を実感しています。

また、小売として「買う」立場からメーカーとして「売る」立場に変わったことで大変なこともありました。メーカーとしての立場でお話する場面などでは、お客様のお気持ちも良く分かる分、メーカーとして悩むこともありますが、だからこそ「僕にしか出来ないセールス」が出来るんじゃないかとも思っています。

「工具を買うならツノダ!」を目指したい

ツノダは創業して40年経ちますが、今まではものづくりに徹してきたメーカーゆえに業界的にも知名度が低いんです。これからはもっとツノダというブランドをアピールしていこうという流れの中、採用されました。現在は販売店で開かれる展示会に積極的に参加をし、ユーザーと直接話が出来る場所を大切にしています。地道ではありますが、今はこれが一番ツノダの良さを拡げていける方法だと思っています。

またお客様より「おたく、どこの会社?」とよく聞かれるんですが、「燕三条です!」と言うと「あぁ~!あのものづくりの!」と言われることが。ツノダだけではなく燕三条の看板を背負ってるんだな・・・と身の引き締まる気持ちになります。

10年後は燕三条の知名度アップとともに「工具を買うならツノダ!」と世間で言われるくらいになりたいですね!

新潟へU・Iターンしたい方へメッセージ

移住前にネットなどで調べる程、年収が下がるなどのマイナスなイメージで不安があったりしたんですが、「あ、 新潟ってこんないいところがあったんだなー」と思うことがたくさんあって、今では取り越し苦労だったと思います。あまり頭で考え過ぎても良くなかったなぁ・・・と。

年収や生活環境 で悩むよりもまず「自分が新潟で何をしてどう生活したいか」を考えることが一番大事だと思います。