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Vol.15 株式会社和僑商店

和僑商店は、おむすび屋からはじまり、その後糀ドリンク事業を手がけました。当時多くのひとが注目していなかった糀という古き良きものをモダンデザインで表現し、世間の糀、甘酒ブームの一翼を担ったお店として知れ渡りました。その後、酒蔵の今代司酒造、味噌蔵の峰村醸造や越後味噌醸造、漬け魚の小川屋と、創業100年以上の伝統産業や老舗を次々と事業承継し、新しく生まれかわらせていく和僑商店グループ。既存事業の店舗出店はもちろん、再生案件、街を元気にする店の出店、グループ内老舗蔵でのコラボレーションによる新業態開発などに挑戦していきます。

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会社概要

代表者

代表取締役 葉葺正幸

所在地

新潟市中央区古町通二番町533

従業員

72名

資本金

4328万円

事業内容

飲食店・小売店経営・通信販売 関連会社へのマーケティング・ブランディング・デザインディレクション

事業所

新潟、東京、神奈川

関連会社

今代司酒造株式会社、株式会社峰村商店、越後味噌醸造株式会社、株式会社小川屋

企業HP

http://www.wakyo-shouten.com/

TOPが語る、我が社について

我々の創業は銀座のおむすび屋です。銀座の地で、1個のおむすびに、どれだけの価値を創造していくか、おむすびに使う素材を真面目に探し、産地を訪れるなかで見えてみたのが日本の風景でした。その取り組みが、糀へ、酒蔵、味噌蔵などの醸造業再生事業へ、そして老舗再興事業への基礎をつくりました。意図せず、増えてきた伝統産業や100年を超える事業の承継。なぜ、伝統産業や老舗を引き継ぎ、再興へ挑戦するのか?伝統産業はその国の個性を表し、老舗は地域の個性を彩るものと思っています。これらふたつが消え去っていくことは、日本らしさを失っていくことと思っています。そこにストップをかける。ボランティアではなく、魅力的な事業に仕上げて、後世へ引き継いでいく。それが和僑商店の仕事です。

募集職種

地域で活躍できるリーダーを輩出する
ブランドマネージャー候補 2名

和僑商店では事業拡大にともない2つの事業でブランドマネージャーを募集します。和僑商店のブランドマネージャーとは、関連法人の社長と同等のポジションです。その事業の責任者として、事業計画の作成から事業の作り込み、年間販促計画、マーケーケティング、スタッフマネジメント等と事業に必要なありとあらゆることに関わります。

かなりハードルの高い仕事に感じるかもしれませんが、すでに20代のスタッフ、30代前半で挑戦しているポジションです。

仕事を丸投げし、すべてゼロから考えろ、というわけではありません。

再生案件に挑む中で、社内外でデザイン・ブランディングチーム、商品開発チーム、ビジネスフロー構築チームなど出来上がってきました。それらのチームと議論しあい、事業の創り込みを行いますので、サポート体制は整っています。

会社の立場としては「地域で活躍できるリーダーを育成していきたい」という思いがあり、伸びしろのある人材を望んでいます。

業界経験不問ですが、食品に限らず、店舗運営もしくは通販事業の経験必須です。

◆求人の詳細はこちらをご覧ください ※募集終了の場合はご了承下さい

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*各ブランド担当者を横断した商品開発、マーケティング、イベントなど、ブランドの垣根を超えて協力し合える職場です。左から 峰村醸造、古町糀製造所、今代司酒造のスタッフ。

求める人材像

今回募集するポジションは、受け身の姿勢では全く務まりません。社内外のチームのサポートやノウハウの共有はありますが最終的には、自ら考え行動し、創り上げていく姿勢をもった人物を求めています。事業をまかせ、組織を率いていくことになりますのでリーダーシップ、コミュニケーション・マネジメント能力も問われます。職場で一匹狼的に実績をだしてきた人は、このポジションには向きません。

起業家・事業家としての知識とスキルを身につけながら、伝統を、老舗を、地方を再興させていく大変やりがいのあるポジションです。各ブランドを横断した定期的な勉強会もあり、1年間働いてみれば、視界が変わり、これからの日本に必要とされる力を身につけた人物になれるはずです。

挑戦する先輩たち

■先輩事例紹介①
越後味噌醸造株式会社 代表取締役社長 木龍康一(32歳) 

~ 関連企業の製造スタッフから、社長に抜擢 ~

新潟の小さな食品問屋で働いていた私ですが、和僑商店がリブランディングした今代司酒造の酒造りで関わりました。それがきっかけとなり発酵食、伝統産業に興味を持ち始めました。もっと醸造業に関わりたいと思っていた矢先、斜向いの味噌醸造業の峰村醸造の事業を和僑商店が承継することになり、そのメンバーとして関わらせてもらうことになりました。当初、事業をまかされると張り切っていたのですが、既存社員のマネジメントをうまく行えず、マネージャーから降りることになりました。

悔しい想いをして2年目を迎えたとき、和僑商店で越後味噌醸造の事業承継を行うことになりました。「良い失敗をしているから」と再びチャンスを頂き、社長として挑戦させてもらいました。峰村醸造の事業承継で学んだ取り組みを実践し、自分のオリジナルもふまえながら、挑戦1年たらずなのですが、地元でも注目される味噌蔵となり、事業の回復もみえてきました。越後味噌醸造は木桶が並ぶ素敵な蔵です。その木桶を活かした「発酵テーマパーク」を目指して、この地の観光の拠点になれるように構想中です。社長としては未熟ではありますが、老舗企業を任せてもらっている責任・一緒に闘ってくれているスタッフの皆・越後味噌醸造の今後に期待してくれている地域の皆様のためにも、日々挑戦していきます。

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■先輩事例紹介②
株式会社小川屋 ブランドマネージャー 大橋裕貴(29歳)(和僑商店から出向)

~ Uターンで地元新潟へ。老舗企業の再興に挑戦 ~

新潟出身の私は、関西の大学を卒業後、都市銀行就職、その後ファストファッションの企業で経験をつみ、今回、新潟を代表する老舗企業 小川屋のブランドマネージャーとなり、事業再興を任せていただくことになりました。収入の多さで言えば大企業を辞める必要はなく自分の成長のみを考えるのならば、今までの職場でも可能でした。今の日本は人口減少からくる産業の減少、それは地方で顕著に現れています。地方の商店街の衰退や今回のように老舗企業の存続も問題です。自分の仕事が社会の再生に寄与できることが実感でき仕事を通じ、自分が周囲にプラスの影響を与え続けられる人になるため、と考えた時転職からの挑戦を決めました。

一見するとデザイン性だけが注目されがちな和僑商店ですが、物事の組み立て、ビジネスフローの構築は理路整然としており地方の老舗企業でこれをやり抜けば、V字回復しないわけない、と思うのです。取り組みはまさにこれから。楽しみです。

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